工場や倉庫の寒さ対策方法とは?冬の作業効率向上・労働環境改善|防寒
冬になり気温が下がってくると、毎年工場や倉庫の管理者の方々から「倉庫の作業場が広く、空調効率が上がらず寒い」「フォークリフトの搬入口から冷気が入り工場内が寒い」「広すぎるため十分な能力のエアコンを導入する予算がない」などといった、寒さ対策についてのお問い合わせをいただきます。
今回は寒さの原因や理由を改めて整理してから、工場や倉庫の寒さ対策におすすめの方法をご紹介します。
工場や倉庫の寒さの原因・寒い理由って?
工場や倉庫の寒さの原因は、以下のような理由が考えられます。
- 冷たい空気が床付近に溜まるため
- コンクリートの床から熱が逃げてしまうため
- 立地的に外気温の影響が大きい
- 空間が広くて空調がうまくいかない
- 製品や材料の管理温度の関係
防寒対策を怠ると、冬期の寒さが顕著になると考えられます。寒さ対策はおこなった方が快適な労働環境となりますが、コストや導入までの労力とのバランスで、どの程度行うべきかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。ただ次の項目で解説するように、寒さ対策は工場・倉庫を運営する上では避けては通れないのではないでしょうか。
工場や倉庫の寒さ対策が必要な理由
工場や倉庫の寒さ対策が必要な理由は、ずばり「工場全体の生産性が低下するから」です。具体的には、以下のようなことが懸念されます。
- 寒さにより従業員の体力が奪われ疲労蓄積に繋がり体調を崩す
- 寒さにより注意が散漫になる
- 寒さがミスやトラブルに繋がり、作業効率が低下する
- 寒さなど厳しい労働環境により、モチベーションが下がるまたは離職につながる可能性も
このようなことから、工場や倉庫の寒さ対策をし、従業員・作業員の労働環境を改善することを検討していく必要があります。
工場や倉庫の寒さ対策の方法とは?
従業員がおこなう寒さ対策 3点
まずは従業員の方が個人で対策できる方法です。
- 防寒着を身につける(防寒インナーやインナーダウン)
- 使い捨てカイロ
- 電熱ヒーターや2次電池を内蔵した衣類の活用
職場の規定により使用できるものに幅がある場合もあるかと思いますが、従業員であるあなたが「とにかく職場が寒い!」と感じた時には上記の方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
管理者がおこなう寒さ対策 4点
そして工場・倉庫の管理者の方が検討できる方法が以下です。
- ストーブを設置する
- 施設に断熱対策をほどこす
- 防寒性の高い作業着を用意する
- ビニールカーテンや間仕切りを設置する
工場の規模感や温度環境、対策にかけられる予算などに応じて最適な方法は変わりますが、短納期・ローコストで対策できるビニールカーテンや間仕切りがおすすめです。弊社、丸八テント商会では、シート・膜製品を幅広く取り揃えています。数あるラインナップの中から、寒さ対策・防寒におすすめのシート・膜製品を5点ご紹介します。
ビニールカーテンによる寒さ対策
のれんビニールカーテン
フォークリフトなど機械での出入りが頻繁な場合は、利便性が高いのれん式ビニールカーテンがおすすめです。
芯材入りビニールカーテン(間仕切りポール入りカーテン)
芯材入りカーテン(間仕切りポール入りカーテン)は、補強として鉄骨の縦材が等間隔で取り付けてあるカーテンです。芯材の最下部に取り付ける「落しピン」を地面や床に差し込むことで、カーテンを固定でき強風にも強くなります。
また、「取手」をポール先頭に取り付けることで、よりスムーズに開け閉めすることができます。
この他、ぴったりと閉められるよう先頭をマグネット仕様にしたり、ロック・バンドを取り付け使用していない時コンパクトにまとめやすくしたりと、様々なオプションもご用意しています。
透明ビニールカーテン
ビニールカーテンはスピーディーかつローコストで施工できるのが大きなメリットです。また、寒さ対策としてだけではなく、結露予防、花粉症対策、防風、雨よけ、粉じん対策、防虫、目隠しなど多岐に渡ります。空間を用途別に仕切ることも可能なため広いスペースを安全に有効活用していただけます。定番人気の糸入り透明ビニールカーテン以外にも、防虫効果などのご利用シーンに応じた機能性の高いシートをお選びいただけます。
間仕切りによる空調効率化
シートシャッター
「シートシャッター」は、ビニールシート製のシャッターで、人やフォークリフトなどの出入りが激しい場所や、トラックや大きな資材の通過がある場所への設置が特におすすめです。電動式のものであれば、センサーやスイッチにより自動制御が可能なものもあります。
強風時でも開閉時バタつきづらいため、スムーズに通過できる点がメリットです。
間仕切りシート(間仕切り壁・パーテーション)
鉄骨などのフレームに、ビニールシートを固定してパーテーションや壁のように設置する方法です。天井までパーテーションがあることで空間をしっかり間仕切りすることができ、暖房効率の向上も期待できます。
ビニールカーテン・間仕切りなら丸八テント商会へ
「間仕切り」・「ビニールカーテン」の用途は暑さ対策・防寒のみにとどまらず、花粉症対策、防塵、防風、雨よけ、結露予防、防虫、目隠しなど多岐にわたるため、店舗などの商業施設だけでなく、工場などの産業施設や公共施設、住宅など幅広く利用されています。空間を用途別に仕切ることも可能なため、広いスペースを有効活用していただけます。
透明のシート以外にも、保温、保冷のアルミプチシートや、波板などニーズに合わせて様々な素材のビニールでお作りすることが可能です。防炎、耐熱、防虫等、様々な特性を持つ「ビニールシート」や、より丈夫な「塩ビ素材」、断熱性能が高い「アルミ素材」を使用した生地等幅広く取り扱っております。
丸八テント商会では、テント生地から大物の施工まで、「オンリーワン」をコンセプトに、世界に1つだけのオーダーメイドテントを確かな技術と提案力で実現します。創業以来培ってきた豊富な経験を元に様々な形状・機能・デザインを予算に応じてご提案致します。詳しくは、メールやお電話などで、お気軽にお尋ねください。
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