愛知東邦大学15人の留学生受け入れ報告
中部経済新聞 2022年9月21 活動報告が掲載されました
インターンシップの活動を報告
丸八テント商会 成果発表を開催
テントやシート製品の設計・施工を手掛ける丸八テント商会(本社名古屋市中区)はこのほど、同市名東区の愛知東邦大学で同大学の留学生を受け入れたインターンシップ(就業体験)の成果発表会を行った。同社の社員や同大学の教授、留学生ら約25人が参加した。インターンシップの期間は2週間。同大学経営学部に所属する中国籍やベトナム籍などの留学生15人が参加した。生命保険会社や金融機関などから外部講師を招き、社会人の基本となる名刺交換、パワーポイントの使い方を学んだほか、社会見学として展示会に足を運ぶなどした。同学部長の田村豊教授は「学生らはどういう風に社会に出ていくか重要な岐路に立っている。インターンシップという場を作っていただけて感謝している」とあいさつ。学生らの活動の成果に期待を込めた。
学生らは、インターンシップの活動内容や学び、印象深かった出来事をパワーポイントにまとめ、一人ずつプレゼンテーションした。丸八テント商会の佐藤均社長は「学生らは2週間でどんどん磨かれて光っていった。素晴らしい素材を持っているので、今日のステージの気持ちを忘れないでいてほしい」と話した。同社は、留学生を受け入れたインターンシップのほか、半年間の長期インターンシップやものづくりの未来を担う工業高校への出前授業など、人材育成に力を入れている。