中部経済新聞「奮闘の日々」に弊社社員インタビューが掲載
20代のフレッシュパーソン「松崎嵯也香」さん
2022年4月26日 中部経済新聞「奮闘の日々」丸八テント商会
20代のフレッシュパーソン 丸八テント商会セールスエンジニア 「松崎嵯也香」さん
テントの設計・施工を手掛ける丸八テント商会(本社名古屋市中区)セールスエンジニアの松崎嵯也香さん(23)は、営業からテント施工まで幅広く活躍する期待の若手社員だ。入社2年目にして同社のインターン(就業体験)生を率いて、プロジェクトリーダーを務めている。松崎さんの長所は行動力の高さだ。大学3年生の3月、当時は新卒採用の案内を自社サイトに掲載していなかった丸八テント商会に、直接電話で採用応募をした。
応募のきっかけは、岐阜市の公立図書館「みんなの森・ぎふメディアコスモス」にある8~12メートルのドーム状照明器具「グローブ」だ。「丸八テント商会が学生や地元の方と手掛けた作品と知った。ものづくりに限らず、人づくりにも取り組む会社と強く興味を持った」と説明する。内々定後は入社前研修としてインターンが始まった。松崎さんは教育学部出身のため、急いでテント施工に関する資格勉強に励んだ。「採用からインターンという珍しいケースだったので、周りの学生に追いつこうと必死だった」と打ち明ける。
「テントの導入で、現場の困り事を解決する」という理念の下、松崎さんは縦横無尽の活躍を見せる。静岡県牧之原市との災害時のテントやシート資材などの供給に関する防災協定や、大手テーマパークへのテント施工などさまざまなプロジェクトを成功させてきた。
現在の目標は、テントの製造・施工における作業をマニュアル化すること。工場や施工現場には外国人が多く、日本語と英語のマニュアル作成が喫緊の課題となっている。「現場には男性や年上の方が多く、独特の雰囲気がある。だが、物おじせずに現場監督を務めている」と笑顔を見せる。
休みの日は博物館を巡る。大学では学芸員の資格を取得しており、歴史や美術系などジャンルを問わず訪れる。直近では、自身が天井膜の設営に強力したクロード・モネの作品展に足を運んだ。「天井膜で空間の角をなくし、優しい雰囲気を演出した。作品の良さが際立っていた」と満足気だ。